便秘を解消するには、お腹のマッサージをするのが効果的です。

赤ちゃんの便秘には個人差があります。
1日に何回もする子もいれば、2~3日に1回の子もいます。新生児期などは、授乳のたびに排便をする子も珍しくありません。

 

また、離乳食が始まると、食物繊維が増える&水分摂取が減る&腸内細菌が変わる影響で便秘がちになる子も少なくありません。

 

数日に1回でも苦しくなく、楽に排便できているようであれば問題ありません。

 

しかし、どうも便の出が悪くて苦しそう、便が硬い、おっぱいの飲みがよくないし吐いちゃう…と思ったときは、それは便秘かもしれません。

 

便秘の原因にはいろいろあります。

 

水分が足りない(母乳や水を飲む量が少ない)、便のもとになる食べ物が少ない(母乳や離乳食の量が少ない)、腹圧が足りない(これは成長とともに改善する部分でもあります)…などいろいろな原因が合わさって起こっていることが多くあります。

 

実は、ミルクアレルギーや他の消化管の病気が潜んでいることもあります。

 

そのため、便で悩んだときは、まずはかかりつけの小児科に相談するのがいいと思います。そのうえで、原因などから対処法を教わるのが、一番の便秘対策になります。

 

便秘を解消するには、お腹のマッサージをするのが効果的です。
赤ちゃんのお腹を「の」の字にマッサージするというものです。

 

「の」の字にするのは、腸の流れに添うように…というイメージですが、「の」の字が重要ではなく、大切なのはマッサージ自体です。

 

腸はデリケートなので、お腹の上からマッサージするだけで、腸の動きが活発になります。腸が動けば、その中にあるガスやウンチも動きますので、便秘対策になります。

 

ちなみに大人の場合はお腹を含めて体を動かすことで、十分腸への刺激になります。赤ちゃんは体を動かせない代わりにマッサージするイメージでいいかと思います。

 

優しいマッサージはスキンシップにもなりますし、手軽にできるので、ぜひ、お試しください。

 

次に、なかなか出ない時には綿棒浣腸をしてみるのもいいですね。綿棒浣腸は、文字通り綿棒を使って浣腸をするというものです。

 

ウンチが直腸に入ってくると、ウンチがしたくなって排便する(排便反射)か、便意を感じてから腹圧をかけて出す…というのが普通の排便です。

 

なかなかこの反射が起きにくくて便秘になっていることもあるので、綿棒を使って肛門付近を刺激してあげて排便を促す、というのが綿棒浣腸の意義です。